"某県の30代のインテリア会社社長は、サイトを開いて全国相手に商売をすることを思いついて首尾良く成功した。
しかも「日本の田舎はみんなそーゆーものなんだけどね」と彼がいうには、サイトを開く、と決めたら、さんざん「どうせうまくゆくわけがないのに」とか「若造の浅い考えでくだらないことをやって」とゆわれたそーである。
ところが、ある朝玄関の呼び鈴がなったので出てみると、
「40人くらい連れだって地元の社長たちが並んでんだよ」と、わしがコーフンするくらいオモロイことをいう。
おれたちにも分け前を寄越せ、っていうんだよ。
ひとりで成功していいとおもっとるのか。
そのなかにね、と、彼はハムレットのような悲しみに満ちた顔でつけくわえるのだった。
自分の父親まで混じってたんだから、やってられないのさ。"
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